
おはようございます。maruchikaです。
本日は
~がんを再発させない暮らし方~
という本を読んだのですが、読んでみて、やはりヨガは本当に体に良いのだなぁと感じましたので
シェアしたいと思います。
がんのお話をこの本を基盤にヨガがどうして良いのか、ヨガとのつながりをお伝えします。
『目次』
・がんの性質を知り再発予防を理解しましょう♪
・呼吸を整える
・食事を見直す
・運動を取り入れる
・ストレス管理
『がんの性質を知り再発予防を理解しましょう♪』
まずは相手を知ることから始めるのが大切ですよね。対策方法を知ることから始めます。
がん細胞は「低体温、低酸素、高血糖」が大好きです。
ですので、詳しいことはこの本にお任せするとして逆に言いますと「高体温、高酸素、低血糖」が
苦手だということ。この体質改善はお医者さんに行って治るものではなく、生活習慣や生活環境を
気持ちよく調節することが唯一の方法だと本の先生はおっしゃってます。
『呼吸を整える』
ここからヨガとの関係が出てきます。低酸素が苦手ながん細胞には呼吸法がオススメです。
がん細胞がなぜ酸素を嫌うのかといいますと、増殖の代謝が抑えられ、がん細胞を退治する免疫細胞が
活発になるからだそうです。
ここで登場するのがヨガの腹式呼吸です。
腹式呼吸は深い呼吸で体の深くまで空気を取り込んでくれますのでオススメです。
腹式呼吸の方法です。
まず今ある息を全部はききります。
そして鼻から息を吸います。この時お腹に風船がありそれをふくらませるイメージでしっかりと
空気を体に取り入れます。次の吐く息は口からゆっくりと吸う息より長めに吐くように調整します。
お腹がへこんで背中におへそがつくくらいのイメージではききります。
気道もしっかり使うので呼吸をしっかりするのは気管支にもよいので喘息にも効果がありますよ。
『食事を見直す』
他でもよく言われていることなのですが、食材は鳥、魚、野菜、果物、キノコを優先し、豚肉・牛肉、
甘いもの、夜は主食とイモ類、醸造酒、カフェインをなるべく控えること。
豚肉と牛肉は人間に近い哺乳類で進化の具合も極めて近いそうです。
近いということは消化過程でできる物質も人間に近いので免疫機構が自分の細胞と、牛や豚の細胞と見分けるのが難しくなるそうです。
見分けにくいものをしょっちゅうみていると疲れます。細胞が疲弊し続けると免疫も疲れてがん細胞を
見逃してしまいます。これが「発がん」の仕組みです。
完璧を目指して頑張るとストレスになりますので、ここち良く過ごすことが大切ですし、無理のない範囲で
食事を調節してくださいね。お肉も一週間に一度くらいなら負担も少ないので良質なものを選んで
食べる分には良いとのことです。
これもヨガに通じるところがあります。ヨガはアーサナ(ヨガのポーズ)をするだけではないんです。
よくヴィーガンとか菜食とかききませんか?ヨガの哲学にもある八支則の中の一つに、アヒムサといい
「いかなる生きとし生けるものも殺してはいけない。行動・言葉・思考のレベルで他者に暴力をふるっては
いけない。」というのがあるんです。
すべてのヨギー(ヨガをする人のこと)が菜食ではないですが、私も食品を選んで食べすぎないように
感謝して食べるようにしています。
後は、お腹がすいてから食べる。というのもあります。お腹がすかないと消化酵素が十分に分泌されないようで
お腹がすいてなくても無理に時間になったから。などしていると消化がしっかりされず未消化のものがふえ
免疫低下につながるのでお腹がすいてから食べ、よく噛んでゆっくりと食事を味わい楽しみましょう。
『運動を取り入れる』
きましたね!(笑)ヨガのポーズがとても役に立つコーナーです。
この本の先生は体のゆがみがよくない。とおっしゃってます。
その構造は
体のゆがみ(体調悪化)
↓
機能異常(検査値に異常が出る)
↓
器質破壊(内臓の形に異常が出る)
という順をたどり、治るときは
体のゆがみ除去(体調回復)
↓
機能回復(検査値正常化)
↓
器質破壊修復(内臓の形が修復される)
という順をたどるそうです。
なので体のゆがみがトラブルの出発点で治すのも体のゆがみから。とのこと。
人間は骨格がゆがむと姿勢がゆがみ、体のあちこちの関節に無理がかかって歪んでいきます。
関節のゆがみはその周りにある動脈・静脈やリンパ、神経を圧迫していき。。
と、こうして一つのゆがみから継続したゆがみが続くと大きな病気にもつながっていくんですね。
毎日色々と動いているとどうしても左右対称には動かせないですし、日々の運動の大切さを実感します。
歪みやすくする癖も気を付けたいです。よく言われていることですが念のため書いておきますね。
歪みやすくするNGな行動
・カバンを同じ肩や手で持つことが多い
・足を組むことが多い
・立っているときにどちらかの足に重心がかたよっている
・同じ姿勢が続くことが多い
・背もたれにもたれて座る
・ハイヒールを履くことが多い
・スマホをよく使っている
などです。
毎日のゆがみをその日のうちにとることが大切なのではないかな。と。
歪み矯正ポイントは骨盤です。
腰は月辺に要と書くくらい体で要な部分になっています。
ゆがみを矯正する良いポーズをいくつかご紹介しておきますね。
オススメヨガポーズ
・ネコのポーズ
1.四つ這いの姿勢(肩の真下に手首、腰の真下に膝、膝の間にはこぶし一つ分幅をとります)
2.足の甲をマットにつけ、背骨を真っすぐにし、その延長に頭を置く
3.吐く息で骨盤、腰、背中、首の順で丸める
4.吸う息で骨盤、腰、背中、首の順にそらす

ネコのポーズ
☆背骨を柔軟にし血行促進やホルモンの活性化に良い
・わにのポーズ
1.仰向けになり両手を方の高さに置く
2.片方の足をたてて反対側のももの上に足裏をのせ、息を吐きながら体をねじるように倒します。
3.倒した膝に手を添えるか肘裏を伸ばせる場合は足先を持つ
4.ねじった方向と反対側に顔をむける
*無理にねじろうとしない。
☆腰痛の緩和、ウエスト回りの引き締め、内臓に刺激を与える
・立木のポーズ
1.真っすぐたち、軸足になる足に体重をかける
2.左足の裏を軸足のくるぶしに置く、次にふくらはぎ、最後はももの付け根につけます
3.骨盤は正面、足裏全体で支えます。
4.両手合掌し、吸う息で頭上にあげる
足があげれないときはくるぶしまででも大丈夫です。
*ゆれてもだい大丈夫です。中心を感じてください。
☆集中力を高める、血行促進、肩こり改善
・橋のポーズ
1.仰向けの状態で膝を立てる
2.足幅は腰幅程度に開き、足裏はマットにつける
3.手のひらは床につけ息を吸いながら骨盤を持ち上げ腰をサポートします。
*首を痛めているときはしないでください。
☆腹部と腰部の強化、肝臓・すい臓の調節
どのポーズも痛気持ちよいところにしてくださいね。ポーズに体を合わせるのではなく
体にポーズを合わせるように心がけてください。
*無理しない、やりすぎない、さぼらない
一日一ポーズでもいいですし、無理のない範囲で気持ちよく動けるものを続けていただければと思います。
『ストレス管理』
最後になりましたが、これめちゃ大切ですよね。ストレスで免疫力下がりますし。。
免疫力つけるための方法を上記でもお伝えしてきましたが、ストレスを管理することが
免疫力を下げないポイントにもなります。
それには瞑想が良いとこの本にものっていますし、ヨガでも瞑想は大切なものです。
もともとヨガは瞑想から始まりました。その瞑想する体つくりのためにアーサナ(ヨガポーズ)が
作られたという話もあるくらい瞑想はヨガの基本です。
この本の瞑想方法はがん再発予防のために自己暗示とリラックス効果を考えて作られていますのでとても身体によいと思いますので、ご紹介しますね。
呼吸に意識を向けて、何回か吸ったり吐いたりを感じます。そのあとは何も考えずにぼーっとした
時間をあじわいます。その中で不安やネガティブなことが頭に浮かんで来たら、「大丈夫」「治癒力にお任せ」
と自分の自然治癒力に任せて呼吸に意識を向けます。
自然治癒力はこのぼーっとした、瞑想しているときに威力を発揮するそうです。
ハーバート大学の研究でも結果がでていて、このぼーっとして何も考えてないときは
小脳や免疫に関する脳幹も発達することがわかっているそうです。
是非瞑想を日常に取り入れてストレスを減らし、免疫力をあげていきましょうね♪
本日もご覧いただきありがとうございます。