
こんばんわ。maruchika です。
今日は着物に触れて不便さも良いものなんだなぁと感じたことから。
変化の激しい現代には、あえてゆったりした時間のかかる、
ちょっとした不便さも必要なんじゃないかな?
ということで、不便さを楽しむ日常をお伝えしていきます。
不便さを楽しむことで、日常から心豊かに過ごせることに気づけますよ🎵
日本の誇り|着物に触れて
最近お友達が着付けのレッスンを受け終わり、今度、仕事で着付けをするチャンスがきたようで、
先日、着付けのモデルをお手伝いしてきました!
モデルっていっても、じっと立ってるだけで、
あとはお友達が必死に着物を身体に巻き付けていくのを見守っているだけでした(笑)
成人式のときに着て以来…
随分遠い昔なもんで、
政治家ではないけど
『記憶にございません』(笑)
そんな中で、じっと眺めていたのですが、
着物ってすごいたくさんの紐を使って、ほぼ布って感じの着物の生地を巻き付けて、
雰囲気ある服にしてしまうんですよね~!めちゃくちゃ器用です!
部屋のなかは着物を着付ける紐や布や止め金など山盛りに囲まれての着付け…
それが身体に綺麗にまとまって美しい着物の着付けが出来上がります。
本当に技術だわ!と感じました!
昔の普段着はもっと簡単に着れるものだったとは思いますが、
それでも私達が今着ている洋服とは簡単さが違いますよね。
日本の繊細さと着物の素晴らしさ
日本料理もそうですが、ひと手間かけた繊細な職人技が、
さりげなく光る、控えめだけどてを抜かない凛とした優しさと強さが垣間見えます。
着付けをする友人をみて、誇りに感じる私も大和魂ありありですね(笑)
20代のときは着物や日本文化が好きで、
生地の美しさと優雅さ、一つ一つ手作りされた丁寧な仕事と一点一点の柄の素晴らしさにすっかり魅了されて、
朝一などで古着をよく買ってました🎵
それを自分でスカートにしたり、Tシャツに張り付けてオリジナルを作ったり、
難しいものはお友達につくってもらったり…
本当に大好きではまってました🎵
今でも好きですが、作ったり買いにいったりすることはなくなりましたが。
単に洋服の手軽さに流されてしまってるかもですね( ̄▽ ̄;)
不便さを楽しむゆとり
便利なものを使うのはありがたいし、今の生活には必要なんですが、
ときには不便なものでもあえて使ってみて、
心豊かな時間を楽しむのも良いことだなぁと着付けをしてもらいながら思いました🎵
着物だけではなく、和食を作るときも簡単な”だしのもと”を使うのではなくたまにはちゃんと昆布やいりこからとってみると、その”だし”にも愛着がわいてきて大切に使いそうですよね🎵
なかなか日常におわれると出来ないけど、そこは便利さと不便さのバランスとって、
例えば「だしをとる」なら
昆布だけつけっぱなしにしておいてあとは、醤油や塩で調整するとか。
私は最近めかぶの干したものを頂いたのですが、それは入れるだけで
塩分もだしもしっかりきいているのに、めちゃくちゃ美味しいんですよ🎵
自然のめかぶ干しただけでとてもいいお味になるのが便利でやめれません(笑)
でも楽だけど身体にも優しいんです(言い訳)
そこもバランスで、あとは丁寧に野菜を切って美味しいだしに入れて美味しくなれ~と思ってるだけですが、
できあいのお弁当よりは自分に愛情込めてひと手間かけてますよね🎵
手作りしたご飯は気持ちを込めると美味しさが違うように思います(^o^)
着物と日常の深い繋がり
他にも着物は日常ととてもリンクしているんです。着物に使う言葉が今でも使われていて、
例えば
襟をただす→乱れた衣服を整える。事に当たって,気持ちを引き締める。
袂を分ける→行動を別にする。
折り目をただす→礼儀正しい。
そして、私は知らなかったのですが
「辻褄が合う」も着物から来る言葉だったんです。
意味は、前後がきちんと合って、筋道がとおること。
辻:縫い目が十文字に合うところ
褄:裾の左右が合うところ
です。
こうしてみると、着物に触れなくなっても、
着物に使っている言葉はずっと日常に染み付いて残っていて、
元々の意味すら知らなくても体感として理解して使っているのが、文化なんだなぁ!と実感。
ちなみに色も日本には独特な色がありますよね🎵
鴬色、茜色、藍色、桜色、山吹色、黄金色。。
自然を取り入れたものがたくさんあります。
日本人の繊細な所が色んな所から見えるのが素敵だなぁと思います。
まとめ
着物や和食など日本にはたくさんの繊細でひと手間かけた技が残っています。
今の日常に合わせて不便さや日本らしいひと手間かけることを取り入れてみると
心豊かに不便さも楽しめて丁寧に過ごせるのではないかな?と感じます。
文化も取りいれれるので一石二鳥♪
今日もご覧いただきありがとうございます。